クリュジゴンダスの魅力

ジゴンダス オリジン 2018　Gigondas Origine
生産者：ドメーヌ･サン･ガヤン　（Domaine Saint Gayan）
産地：フランス ローヌ南部 ジゴンダス
品種：グルナッシュ80％　シラー15％　ムールヴェードル5％　Alc.14.5％

ジゴンダスってなかなか普段聞かない地域なのではないでしょうか？南ローヌのワインで有名なのはシャトーヌフデュパプですが、その影に隠れがちなジゴンダスとヴァケイラスという二つのクリュも歴史が長くて優れたワインを生産しています。今回私が紹介するのがその一つであるジゴンダスです。教本では目にしていたもののやはり飲む機会が少なく、ご縁がありサンガヤンのジゴンダスに出会いました。ジゴンダス村の紋章が浮き彫りになっているボトルにオシャレなエチケットが印象的です。プレゼントやワイン会に持ち寄っても喜ばれそう！南ローヌではグルナッシュ主体のワインに色素や酸味、タンニンを加えるためにシラー等がブレンドされます。グルナッシュ単体ではロゼワインを造るのに有名な品種です。オレンジがかったガーネットの綺麗な色に、チェリーのような赤系フルーツの風味、イチジク、白コショウやリコリス、酸味も程よく複雑でエレガントなジゴンダスでした。とっても素晴らしいワインです。久しぶりにチキン等のお肉のトマト煮込みを作ろうかなぁ。オリーブも入れて！！

（以下インポーター資料より）
1709 年の創業以来、ジゴンダスでワインを作り続けてきたメフレ（Meffre）家が営むドメーヌです。現在は、ジャン=ピエール＆マルティーヌ・メフレ夫妻と娘婿のクリスチャンの 3 人が中心となり、果実味豊かで味わい深いワインを作っています。
その実力は、ロバート・パーカー著『ローヌワイン』でも「力強く自然なワインを作る優れたワイナリー。そのワインは、伝統的なスタイルのジゴンダスの中でも、常に最高のものである。」と賞賛されています。サンガヤンのジゴンダスは、瓶詰め後 3 年間はドメーヌのセラーで寝かせてから出荷。今すぐ楽しむことも、長期の熟成を楽しむことも可能です。熟成はオーク樽とコンクリートタンク。しっかり濃い目の果実味に品のよさが魅力のジゴンダスです。

＊２枚目の写真はイメージです。