サルデーニャ州のカンノナウ

ナニア（NANIHA）2019
生産者：テヌーテ･ペルダビア（TENUTE PERDARUBIA）
産地：イタリア サルデーニャ島 東海岸側 カルデードゥ
品種：カンノナウ　Alc.14％

ブドウ品種であるカンノナウ、あまり聞かないですよね。フランスではグルナッシュ、スペインではガルナッチャと呼ばれています。このような品種の別名のことをシノニムとワイン用語では言っています。サルデーニャ州の代表的な黒ブドウ品種で造られる赤ワインはどんな味わいだろうと飲んでみると、綺麗なルビー色、赤い果実やハーブのような香りに、ベリーの甘やかな味わいでしっかりとした中にも爽やかな印象がありました。それ以上にサルデーニャ州のことを調べたくなり、サルデーニャにはコルクの木が多く植わっていること、ワイン生産の歴史の起源や土壌についての記事をよんで旅行してみたいなぁという気分になりました。そのワインの背景を知ることはとても面白いですね。カンノナウ試してみて下さいね。

（以下インポーター資料より）
1949年にマリオメレウがブドウ栽培を始めたときからテヌーテペルダビアの歴史が始まりました。”純粋な”カンノナウにこだわり接木をしていない白根の樹のブドウから、カンノナウ種単一のワインを生産しています。現在は孫の世代が運営。所有する土地はすべてビオロジックでブドウは20haの畑に植えられています。
手摘みで収穫後ステンレスタンクで発酵熟成、輝きのある赤紫色。フルーティだが凝縮感がありスミレの花や森の果実、赤いベリーの香り。ドライで滑らか、アロマテックでバランスの取れた味わいです。

＊２枚目の写真はイメージです。
＊3枚目の写真は実際にレストランでいただいた時のものです。食べれるお花やハーブをのせたタコスと一緒にペアリング。