ボルドーワインな気持ち

サンテミリオングランクリュ2020
生産者：Chateau Belle Assise Coureau (ベル・アシーズ）
産地：フランスボルドー　サンテミリオン
品種：メルロー65％　カベルネフラン35％　Alc.14％

　最近、改めてボルドーワインを飲む機会が減っているなぁと思っていた時に出会った一本。ワインの勉強を始めたころはボルドーワインを良く飲んでいたのですが、今回改めてボルドーワインのことを考えるきっかけになりました。ボルドーの地域でもドルドーニュ河の右岸に位置するサンテミリオン地区は石灰石と粘土質の丘陵で赤ワインのみを生産する産地です。メルロー品種が主体で芳醇で滑らかです。ボルドー産地は歴史が長く多くのシャトーが存在し、昨今の物価上昇で有名な銘柄のワインも値上がりが続いています。そんな中出会ったこちらの1本はサンテミリオンの特徴をあらためて感じました。輝きのある綺麗なルビー色で、カシスやブルーベリーの黒系果実の香りにパプリカ、リーフ、セージなどのスパイスの香りで複雑な味わいです。シンプルに焼いた牛肉や寒い日にはビーフシチューなど良く合うとおもいます。
地球温暖化の影響でボルドー地区で新たに栽培が認められた品種がブレンドされたワインが今後市場に出てくるタイミングでもありますが、久しぶりにボルドーワインの魅力に思いを馳せました。おすすめのサンテミリオングランクリュいかがでしょうか？

（以下インポーター資料より）
ボルドー、サンテミリオンにあるシャトー。2009 年より一般の投資家から資金を集めてワインを生産しています。除草剤や化学肥料の使用を極力抑え、健全なブドウを育て、良質なワインを作っています。2014 年からは、新しい醸造長が就任したことに伴いラベルのデザインも一新し、キュヴェ名も変更するなどこれからが楽しみな生産者です。
殺虫剤や除草剤は一切使わず、手間をかけて育てたブドウを使い 14 ヶ月間、オーク樽で熟成。ダークルビーの色合い。プラムやブラックベリーに革や松の実がほのかに感じられる香り。しっかりとした舌触りに深みのある味わい。
James Suckling.com にて 92点、『ワイン・エンスージアスト』では90点の高評価獲得！

＊3枚目の写真はイメージです