長い余韻に微笑む白ワイン

Condrieu Cote Chatillon2021　コンドリュー コート･シャティヨン
生産者：グザヴィエ･ジェラール（Xavier Gerard）
産地：フランス ローヌ コンドリュー
品種：ヴィオニエ100％　Alc.14％

特別な白ワインのご紹介です。私の好きなワインの産地であるローヌ地方。その北にあるコンドリューはヴィオニエ100％で醸造されることが義務付けられています。ヴィオニエ種はとても栽培が難しいうえに急勾配の斜面に築かれた段々畑で、収量の少ない古木から造られていてそのほとんどが手作業となっています。しっかりと太陽を浴びたヴィオニエは果樹の花やアプリコットのような有核果実に風味をもつフルボディの白ワインができます。このとてもアロマテックな白ワインにあの日のレストランのソムリエはホタテのソテーをマリアージュされました。とても美味しい記憶です。私の好きな白ワインの上位にくるコンドリューはお料理とのペアリングはもちろんのこと、ワイン単体でゆったりと語り合いながら飲みたい特別なワインです。一人でも二人でも、みんなでも。

（以下インポーター資料より）
コンドリューの丘にある単一区画で樹齢は３３年、土壌は花崗岩の一種である黒っぽいミグマタイト。フレッシュな桃、アンズやアプリコットにすみれ、はちみつ砂糖漬けの生姜などの刺激的で香り高いアロマにチョーキーなミネラルのニュアンスを感じる。フローラルなニュアンスが心地よいフィニッシュにはミネラルが溶け込み長く続く余韻が楽しめる。生産者グザヴィエは2013年にファーストリリースをするやいなやワインアドヴォケイト誌が「傑出したワインをつくる若い造り手」と称賛、今後の進化に目が離せない注目の生産者である。畑はリュットレゾネで栽培、急勾配のため全て手作業で行われる。白は大樽でアルコール発酵、MLF,キュベ毎に樽のサイズを変えて熟成させる。テロワールとヴィンテージの個性を反映したワインを意図しブドウのポテンシャルを最大に発揮させる彼のワインはピュアな果実と美しい酸
はっきりとしたミネラルが見事なバランスで支えあっている。

＊２枚目、3枚目の写真はイメージです。